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心身の不調を改善するホットタオルの方法

整体法には独特の様式があります。
整体法を知ってから10年以上経ちますが、
セルフケアで一番活用しているのがこれです。
捻挫をしたときも、熱が下がらないときも、
咳が止まらないときも、パソコンで目が疲れたときも、
ぼくは蒸しタオルをしています。

①タオル選び

80cm×30cm程度の大き目のものを用意してください。
小さくて薄いとすぐに冷めてしまいます。
大きすぎると冷めなくて時間がかかりすぎます。
温度の変化で体が変わるのでちょうど良いサイズのものを使用してください。

②濡らして絞る

滴が垂れなくて当てていて気持ちがいい程度に絞ります。
あんまりきつく絞りすぎないで適度に湿度があるのがいい感じです。

③加熱

電子レンジでだいたい1分半。
電子レンジがない方は厚手のゴム手袋をして熱湯に入れて絞ったり、
蒸し器で蒸します。
我が家はレンジがないので蒸し器で加熱しています。
火傷しない程度に、できるだけ熱々の方が良いです。

熱々のタオルを当てると緊張して血管が収縮します。
そして熱が冷めるとゆるんで血管は広がります。

温度の落差が大きいほど大きく変わります。

縮む・広がる を繰り返すことで
一定の温度で長時間温めるよりも高い効果を発揮します。

でも火傷はしないように注意してください。

④タオルを当てる場所

加熱したタオルを気になる箇所に当てます。
疲れたところ、痛みやかゆみなどの症状があるところに直接当てます。
ビニール袋に入れたり服の上からではなく、
肌に直接当ててください。
タオルの湿度が

体調管理や体質改善に効果があるのは後頭部です。
盆の窪(頭蓋骨と首の骨の境目のあたりの凹んでいるところ)を温めます。

肩甲骨の間、仙骨も効果が高い場所です。

⑤回数

冷めてきたらまた加熱して同じところに当てます。

3〜5回繰り返します。

繰り返すことで体の深いところまで温めることができます。

⑥8時間あける

1回でも高い効果がありますが、もっと効かせたいときは間をあけて繰り返します。
大人は8時間、子どもは6時間。
体が変化する周期に合わせるとさらに効果的です。

自分の体で実験を繰り返して

ぼくもブラジリアン柔術で肩を痛めたときに8時間間隔で蒸しタオルを1日3回当てて、
3日でほとんど治りました。

そのときは投げられて肩を強打して、腕が肩より上に上がらなくなってしまいました。
当時木工の職業訓練校に通っていてカンナの授業の時期でした。
肩が動かないと思うようにカンナがかけられないので必死で温めました。
訓練校にタオルを持って行って昼休みも温めました。

ある程度動くので骨折していない確信があったから病院にはいきませんでした。
通っていた整体の先生に見てもらおうかとも思ったけれど時間がなかったし、
蒸しタオルだけでどこまで良くなるかの実験がしたかったから施術も受けませんでしたが、
本当は施術で整復したほうがいいので真似はしないでください。
打撲や捻挫は後に残りやすいので要注意です。

でもぼくは自分で体験したこと以外はなかなか信用できない性格なのでこうやって自分の体で実験を繰り返してきました。怪我をしたときには冷やすものだと思っていたのに温めるなんて初めは心配だったけど、
何度も実験を繰り返して確認をしました。(最近は冷やさない方がいいという話も出てきたみたいです

病院で湿布を貼ったり電気を流しても良くならないなぁと思っている方も、
パソコンを長時間使って肩こり腰痛の方も、アトピーで痒い方、
気持ちが沈みがちな方もぜひ一度お試しください。

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