ストレッチをしても凝りがとれない理由は柔らかいところは良く伸びるけど硬いところは伸びないからです。
もちろん時間をかけてしっかり行えば周りから少しずつゆるんでいくけれど、人の体は動きやすいところが動きにくいところを補って効率よく働くようにできているからストレッチのときも、伸びやすいところが伸びてしまいます。
動きの悪い部分が伸びるように意識を向けて行うことができる人は
効果が出るけれどなんとなく形を真似しているだけでは十分な効果は得られません。筋トレの時も鍛えたい筋肉を意識すると効果が高いのと同じです。
難しいのは自分の体の硬さを自分で感じることです。体が硬くなっている人は感覚が鈍くなっているので、自分の体のどこが硬いのか感じにくいからです。
ただでさえ体を使うことが少なくなってゲームやネットばかり見ているので
意識はいつも外に向けられて自分の心と体から離れています。
自分の体に関心を持つのが健康な体を作る第一歩です。
整体には体の感受性を取り戻すセルフケアの知恵や技術がたくさんあります。施術を受けて体に触れられることで自分の体を感じる方もいます。
整体の体操は硬いところに的を絞って力を集めてゆるめる体操です。
硬いところに力が集まるように設計されています。
自分の体を感じながら体を動かすのがポイントです。
おすすめは腰椎3番の体操です。多くの人の不調は腰から来ているのですが
背骨は小さな骨がたくさん繋がっていて、周りの動きやすいところが動くので
硬くなったところは動かしにくく硬さが中々とれません。
体が重い、痛みがある方はぜひお試しください。
動きもシンプルで初めての方でも効果が出やすい体操です。
動画を見ながら試してみてください。