こんにちは。東京都文京区の本郷 整体しの原です。野口整体・井本整体ベースの施術とセルフケアで慢性的な不調の改善、健康な体作りのお手伝いをしています。この記事では足湯の方法をご紹介します。
足湯や肘湯などの部分浴は全身浴よりも不調を改善する高い効果があります。部分浴は、全身浴では温まりにくい部分をピンポイントで高い温度で温めることができるからです。
ぼくは20年ほど井本整体のセルフケアを実践してきました。インフルエンザにかかった時に高熱が出て身体中が痛くて眠れなかったとき、足湯をしたら体の痛みが和らいでよく眠れたり、喉の痛みが一回足湯をしただけで楽になったり足湯で不調が改善した経験があります。今は開業してお客様にも教えていますがとても好評です。
こんな人にオススメ
- 足湯をしようと思っているけれどやり方がよくわからない方
- 慢性的な不調を抱えてお悩みの方
- 足湯をやったことはあるけどあまり効果を感じられなかった方
すごく効果的な足湯の方法をご紹介します。
足湯の効果
- 生理痛、生理不順、不正出血、婦人科系の不調
- 腎臓の弱り、泌尿器系の不調
- ノドの痛み・扁桃炎
- 頭が疲れている、頭痛
- スポーツによる足の疲れ・痛み
- 子どものカカトの痛み
- 手足の冷え
- 痛風
- 脱腸
- 風邪のひき始め
- 子どものかかとの痛み
- 冬場のセルフケア
足湯の手順
なるべく熱いお湯でやりましょう。大人は46℃〜49℃、子どもは44℃から48℃くらいです。でも、数字はあくまでも目安です。個人差や気候の影響、温度計の数値誤差もあります。火傷しない程度で、苦しくない程度で。そのときの感覚で判断してください。
時間は4〜6分ほど。上半身にじわっと汗をかいたら終わりです。汗が出なければさらに3〜4分ほど続けて下さい。
お湯から出したら左右を比べます。両方真っ赤になっていたらOK。片方白白い場合は白い方だけ追加で1〜2分温める。真っ赤にならずにまだらな場合も追加で1〜2分温めてください。
そして部分浴のポイントは温度を下げないこと。温度が下がったら差し湯をします。蒸しタオルは温度が下がることで硬直をゆるめますが、部分浴は高い温度をキープすることで芯まで温めます。差し湯が面倒ですが効果は抜群です。
部分浴と全身浴の違い
部分よくの方が全身浴よりも高い温度で温めることができるし、悪いところから熱を加えて全身を温めるので全身浴よりも体の芯まで温めることができます。
繰り返すときは間をあける
1度でも効果がありますが慢性的な症状や効果が感じられないときは、1日に2、3回やると効果的です。長く温めるのではなく間を開けて繰り返すのが効果的。
体のリズムに合わせて大人は8時間、子供は6時間間を開けるのが目安です。ピンポイントで温めることで体の変化を促す効果があるので、前後3時間は入浴しない方が効果的です。でも生活のリズムでどうしても時間が取れない場合はやらないよりはやった方がいいです。気になる症状がある方は一度お試しください。