耳鳴り

先日、一年以上続く慢性的な耳鳴りにお悩みのお客様がいらっしゃいました。 病院で薬をもらっているけれど、なかなか改善しないし、「できれば薬は飲みたくない」と整体に来られました。

お体を見させていただくと、腰や下腹の力が抜けていて、上半身――とくに胸のあたりに強いこわばりがありました。 そこで、胸部をゆるめる調整を行い、腰に力をつける体操と、背骨全体をゆるめる体操をお伝えしたところ、症状が軽くなりました。

目次

耳鳴りは胸椎5番

耳鳴りが慢性化している方のお身体は、硬直していることが多く、特に胸の上のあたり(上胸部)が硬くなっています。

耳とつながりが深いのが、肩甲骨の間にある「胸椎5番」という背骨です。 ここが硬直すると、耳鳴りだけでなく、めまいや中耳炎など、耳に症状が表れます。

胸のこわばりは、ストレスや睡眠不足、手指や腕の使いすぎなど、日々の偏った体の使い方による疲労の蓄積によるものです。 

食べ過ぎと耳鳴り

さらに、胸椎5番のすぐ下にある「胸椎6番」は、胃と繋がっています。食べすぎで負担がかかると、胸椎6番が硬くなり、その影響が胸椎5番に伝わって耳に症状が出ることがあります。

胸のこわばりをゆるめるセルフケア

胸のこわばりをゆるめるセルフケアは、

不調の原因にアプローチできるので効果的です。

施術と合わせて、生活習慣やお身体の状態に合わせたセルフケアを実践することで、症状は改善し、再発を防ぎます。

  • URLをコピーしました!
目次