こんにちは、東京都文京区の本郷 整体しの原です。
私は日本の伝統的な整体の整体操法(野口整体・井本整体)をベースにした施術とセルフケアの指導をしています。
この記事では腕の疲労と肩こりの関係について説明をします。
- 肩こりで困っている方、
- 薬に依存したくない方、
- 姿勢を改善したい方、
- 慢性的な不調をお抱えの方、
- 健康寿命を伸ばしたい方、
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目次
手・腕の疲労で背骨がゆがむ
現代人の生活は手を使うことがとても多い生活をしています。
手の疲労によって様々な不調が起きています。
例えばスマートフォンやゲームなど、体はほとんど動いていないのに指先だけはずっと動いている。
そんな生活を毎日送っていると、
偏った疲労が不調の大本命
手、指に疲労が蓄積すると腕の重さを支える力がなくなって、肩甲骨が外に引っ張られて開き、背骨が曲がります。
肩こりの原因になります。
特に指先などを過剰に使う作業による、部分的な疲労は抜けにくいので厄介です。
重いものを持つ時は手先より、体全体を使うので意外と疲労が抜けやすい。
それよりも、細かい作業、長時間の継続的な軽作業の方が、偏った疲労が蓄積しやすいのです。
- デスクワークのタイピングやマウス作業
- ゲームやスマートフォンの操作
- 編み物、縫い物などの手芸
- 楽器の演奏
- 美容師や調理師など職人的な職業
指や手の使いすぎで疲労が抜けなくなると筋肉が硬直して、腕自体の重さを支える力を失い腕が重くなります。
本来は体の中心に力が集まる構造になっています。
背骨を中心に骨格で重さを支えてバランスを取ると、無駄な力が入らないから疲れにくく、動きも軽やかです。
しかし腕が重くなると肩甲骨は引っ張られて外に開き、背骨は重さに負けて丸まって、肩は内側に巻いて、いわゆる巻肩、猫背の姿勢になります。
猫背や巻肩は、重さが外に流れて中心の力が抜けた状態で、手足が重く、動きが鈍い姿勢です。
本来力が入っていないほうが良いい肩や首(上半身)に負荷がかかるようになります。