気温と湿度が高くなるこれからの季節は夜、眠るときは湿度を下げるとよく眠れます。
・タイマーを使わないで夜通しつけること。
・冷えないように布団と衣類で調整するのがポイントです。
・ドライより冷房で温度設定を高めにしたほうが湿度が下がりやすく温度管理もしやすいです。
トップ画像は国分寺市の市報の記事ですが、井本整体では十年以上前から寝るときはエアコンをつけるよう勧めていました。
先生方が患者さんにエアコンを勧めるのが難しいと言う話をしていました。
その頃はまだ夜中にエアコンをつけて寝るのは当たり前ではなかったのでなかなか理解してもらえなかったのです。
ぼくもそのころは理解のない患者の一人でした。
それがここ2年ほどでメディアでも言われるようになったし市報にも「暑いと感じなくても、寝るときも冷房を使う。」と書かれるようになりました。
多くの人の体を臨床で見てきた井本先生は、十年以上前から気候と人の体の変化を感じていて、夜中にエアコンをかけることを勧めていたんです。
ぼくは改めて井本先生の体を読む力に驚いたのでした。
昔はエアコンを使うのが嫌いでした。
夏は暑いんだから汗かいて当たり前だと思っていたからエアコンを勧められても使っていませんでした。
夜も使うようになったのは井本整体に入門した後、4、5ほど前からです。
その頃から夜中に気温が下がらなくなってきたのをはっきり感じ始めて、
はじめはタイマーを使っていたけれど、切れた後に暑くて目が覚めてしまうので、夜通しつけて布団をかけて寝るようになりました。
そんなわけで、夜はエアコンを積極的に活用することをお勧めします。
高齢になると体温を調整する力が低下したり、暑さや寒さに対する感覚が鈍くなって温度の変化を感じにくくなるので注意が必要です。
ポイントは
体を冷やさないように布団、衣類で調節すること、
タイマーをかけないで朝までかけっぱなしにすることです。
ただ、だからといって昼も夜もずっとエアコンの中にいると汗をかく機会がなくなってしまいます。汗をかくこと自体は大事なことなので、一日中エアコンに当たって過ごすのは良いことではありません。
夜はぐっすり眠って体力を回復させる時間なので環境を整えてよく眠れるようにしたいのですが、昼間は汗をかいた方がいいのです。
昼間はオフィスでエアコンにあたるから汗をかくことができない人や、ここ数年の猛暑は暑すぎて危険な時期もあるので悩ましいところです。
整体では操法(施術)と体操で体をゆるめて汗をかきやすい体を作るお手伝いをいたしますが、ゆっくり入浴したり体を動かして適度に汗をかく時間を作るのも必要なのかもしれません。
気候の変化、生活習慣の変化で健康を維持するのが難しい時代になったなあと思っています。