“健康美を手に入れるなら重心の位置が重要!ポイント解説”

良い姿勢を作るためには、重心の位置に意識を向ける必要があります。

適切な位置に重心を落とすことで、無駄な力を抑え、リラックスして立つことができます。

足の前側に重心を置くと効果的です。

重心が踵側に落ちると無駄な力が入り、呼吸が浅くなり、疲れやすくなります。

かかと側に重心を置くと、下腹の力が抜けて骨盤が下がり、バランスが崩れて後ろに倒れやすくなります。

体は自動的にバランスを保とうとする仕組みを持っています。

下の力が抜けると、上に力を入れてバランスを取ろうとします。

腰と下腹の力で本来はバランスをとり、体を支えています。

しかし、かかと重心になると腰と下腹の力が抜けてしまい、その代わりに肩や首、みぞおち、背中、上半身が力を入れて体を支えようとします。

腰と下腹で体を支えると、力は適切に集中し、無駄な力が入りにくくなります。

しかし、肩や首、背中などの上半身は本来体を支える役割を持たないため、うまく機能せず、力がバラバラに分散してしまいます。その結果、無駄な力が働くことになります。

また、肋骨や肩甲骨周辺が硬くなると、呼吸が制限されてしまい、疲れやすくなります。

理想的な姿勢は、腰と下腹を意識してバランスをとり、体を支えることです。

腰と下腹で体を支えると、バランスが取れているため、少ない力で体を支えることができます。

そのため、無駄な力が入らず、疲れにくく、動きやすい状態を保つことができます。

体感としては体が軽く感じるでしょう。

体重を落とす位置は前過ぎると力が入りすぎて緊張してしまいます。

ですから、少し前側の位置が適切です。

具体的には、足首の根元から足の甲の真ん中あたりの幅で調整してみてください。母指球やつま先まで前に偏ると力み過ぎてしまいます。

大切なことは、できるだけ力を使わないで立つために、重心を適切な位置に置くことです。

多くの人が姿勢を保つために筋肉を鍛え、筋力に頼ろうとしていますが、実際には姿勢を保つときには筋肉に過度に頼る必要はありません。

骨が体を支え、筋肉はバランスを調整する役割を果たす程度が理想的です。

足の裏の重心の位置や、腰と頭の位置を調整することで、良い姿勢が整います。

重心を適切な位置に置くことは非常に重要です。

自分自身の体に意識を向け、足の裏のどの位置に重心を置くと、リラックスして立つことができるのかを感じ取ってみてください。

足の裏の重心の位置は個人によって異なる場合がありますので、自分にとって快適でバランスが取れる位置を見つけることが大切です。

良い姿勢を作るには、筋肉を鍛えるよりも感覚を磨くことが重要で、それには自分の体に意識を向けることが必要です。

早い動き、大きな動きより、ゆっくりとした小さな動きを通じて体の感覚を鋭くすることができます。整体の体操は体の感覚磨きや敏感さを高める効果があります。

本郷整体しの原では月に一度体操教室を開催しています。また、施術の後にもお体に合わせて指導をしています。興味がある方はお気軽にご参加、ご相談ください。

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