同じ姿勢で寝ていると下になっている側に重さがかかるので血行が悪くなります。
寝ても疲れが取れない、寝起きの体の動きが悪いのは、
体が硬くなって寝返りが打ちにくくなっているからです。
ほとんど寝返りが打てなくなると床ずれになるのです。
柔軟な体は寝返りを打つことができます。
寝ている間に疲れが抜けるのは寝返りで体を動かして、強張りをゆるめているからです。
寝相が悪いのは元気な証拠です。
硬くなった体に合わせて柔らかい寝具に変えるのは問題の解決にはなりません。
そのままにしていたら加齢とともに体の硬直は進みます。
硬直が進めば、もっといい布団が必要になるでしょうし、寝具が気になるほど体が硬くなっていたら、
すでに他の症状もどこかに現れているはずで、起きている時も何かしらの不調があるはずです。
問題を解決する方法は体の動きを邪魔している硬直をゆるめることです。
本来は硬直しているところに合わせた施術や体操で体をゆるめるのですが、
直接お体を見ることができないのでこの記事では「肋骨をゆるめる体操」をご紹介します。
肋骨周りの筋肉の硬直をゆるめると呼吸が深くなります。
呼吸が深くなると全体的に体がゆるみます。
寝ても疲れが取れない、寝起きに体が硬くなっていると感じている方は朝晩一回ずつ
この体操を試してみてください。