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こんにちは。文京区本郷の整体しの原です。伝統的な整体と太極拳で学んだことをベースに、自然治癒力を高めて健康な体を作る情報を発信しています。
冷え症・むくみ・足の疲労を改善
今回は冷え性、むくみ、足の疲労を改善する「足踏みの体操」をご紹介します。この体操は、足の甲を自分のかかとで踏んで刺激をすることで内臓の働きを高め、血液などの循環が促進されて冷えやむくみ、疲労が改善します。
この体操のメリット
- 体重を使うので手指で押すよりも圧が強い
- 圧が強いから短時間でゆるめることができる
- 手が疲れない
現代人の生活はとにかく手を使うことが多いから手が疲れています。だからセルフケアで手を使うのはオススメできません。
足の甲を刺激すると内臓の働きが促進される
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足の甲の骨と骨の間を刺激すると内臓の働きを高める効果があります。主に骨盤の中の臓器に刺激がいきます。
- 親指と人差し指の間は脳、神経
- 人差し指と中指の間は泌尿器
- 中指と薬指の間は消化器、冷え
- 薬指と小指の間は生殖器
4箇所の硬さや詰まりを比べて、特に硬いところ、詰まっているところを丁寧に踏んでゆるめましょう。
症状に合わせるのではなく足の状態に合わせて下さい。硬いところ、詰まっているところが異常のある場所です。頭の緊張が泌尿器や消化器に出る(緊張してトイレが近くなるとか、ストレスの胃潰瘍とか。)ことがあるように、体は色々な形で表現するからです。
体操の手順
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1. この体操は片足ずつ行うので、壁や柱に手をついてバランスをとります。
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2. 足の甲の高いところと指の股の間の中足骨の間にかかとを乗せます。親指と人差し指の間から始めます。
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3. かかととお腹の位置を合わせるように、腰を少し前に出して体重をかかとに乗せます。力を入れて踏む必要はありません。体重を乗せるだけで十分です。
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4. 次に、踏まれている足のかかとを上げてください。そうすると、上から乗せた自分の体の重さと、下から上げる力がぶつかって趾骨間が刺激されます。
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5. 5〜10秒位、じっと圧を加えていると硬直がゆるんできます。ゆるんだかなと思ったら、一度踵を下ろしてふむ場所をずらします。この動作を繰り返して趾骨間を一箇所ずつゆるめてください。
6. かかとは大きくて、趾骨間は狭いので、始めはどこを踏んでいるのかよくわからないかもしれませんが、なんとなくこの辺かなと思う場所で大丈夫です。何度もやっているうちに、感覚が敏感になってどこを踏んでるのかわかるようになります。
体操のポイント
– 小指側がふみにくい場合は、足の向きを変えてちょうど良い場所を探してください。
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腰が曲がっている人は重心が後ろに偏って、かかとに重心がかかっているから、うまく踵を上げることができません。
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そういう人は目線を少し上げてから、お腹を突き出すように腰を伸ばしながら踵を上げると無理なくあがります。
硬いところ、痛いところは少し長めに刺激をしたり、最後にもう一度踏んでも良いと思います。
以上が足踏みの体操の手順です。
まとめ
足の甲を踏む体操は、冷え性や足のむくみでお悩みの方、立ち仕事でお疲れ
の方、ストレスや、消化器の不調、頻尿など泌尿器系の不調や生理痛など婦人科系の不調にも効果があります。
いつでもできる体操ですが、寝起きと寝る前にすると効果が高いです。
寝る前に体操をすると一日活動して疲れた体をゆるめることができるので眠りが深くなります。寝起にすでに疲れている人は眠りが浅買ったり疲労が抜けていないので、寝起に体操をして体をゆるめると1日活動しやすくなります。
両足やっても3分もかからない、簡単な体操なのでぜひ試してください。