肘湯の効果
- 手、指、腕の疲労回復
- 呼吸器の不調
- 冷え性
- 不眠症
- 高熱のときの体の痛み
など、に効果があります。
腕の疲れが取れると胸周りの硬直もゆるむので、呼吸が深くなるから気持ちよく眠れるようになります。
寝付きが悪い人、呼吸が浅くて息苦しい人、パソコン、スマホをよく使う人、美容師や調理師など手をよく使う仕事の人にもオススメです。
不調の原因は手先の疲れ
パソコンやスマートフォンなどの使いすぎは目の疲れ、腕の冷えや硬直を起こしいろいろな不調につながります。
特に子供は心配です。遊びも勉強もタブレットの時代です。
幼児期から触り続けたらどうなるのかまだわかりませんが、デジタル機器による体調不良は増えるんじゃないかと思っています。
これからの時代の、新しい生活習慣病だと思っています。
目を酷使すると全身に影響があります。睡眠障害やいろいろな不調の要因になると言われています。
指ばかり使って体を動かさないので疲労が偏ります。
偏った疲労はなかなか抜けません。
部分浴は全身浴より効果が高い
偏り疲労が抜けない人には部分浴が効果的です。
部分浴は全身浴よりも高い温度で芯まで一気にまで温めることができるからです。
全身浴はせいぜい高くても42℃くらいではないでしょうか?
でも部分浴ならもっと高い温度で温めることができます。
全身浴は、流れが良いところが先に温まってのぼせてしまうから、本当に冷えているところに熱が入る前にお湯から上がってしまうから冷えが残ってしまいます。
だから、流れが悪いところを高熱で一気に温める部分浴は全身浴よりも不調を改善する効果が高いのです。
肘湯に必要な道具
肘湯に必要な道具は
- 湯を入れる容器
- 温度計
- タイマー(時計)
- タオル
本当に効く肘湯のやり方
①容器に湯を入れて温度を測る
火傷しない程度で、ギリギリ我慢できるくらい熱いのが望ましい。
46℃から49℃くらい。個人差があるので自分の体感で決めて下さい。
その日の体調や気温で感じ方が違うので数字は目安です。
そのときの自分が可能な範囲で温めてください。
②肘から先を湯につける
野口整体のやり方は肘だけ漬けるみたいですが、井本整体では肘から先を全部湯に入れて温めます。個人的には井本整体式の方が効果があるように感じます。
できたら差し湯をして温度が下がらないようにキープしてください。
時間はだいたい4〜6分。体から汗がじわっと出たら時間前でもOKです。
両方とも真っ赤になっていたらOK。
片方が赤くなっていなかったり、
真っ赤にならないでまだらになっているときは
赤くならなかった方、マダラな方(両方マダラなら両方)
追加で1〜2分温めます。
肘湯にオススメの入れ物
肘湯をするときに何が面倒かというと肘から先を入れる容器がないことです。
何かいいのがないかと思って探していたのですが、いいのがありました。
これです。
23Lだから湯量もたっぷり入るので冷めにくいし、湯量が多い方が身体に熱が浸透します。家の湯船より銭湯や温泉の方が効くのと同じです。
そして畳んで小さくなるのでしまいやすいです。
肘湯は昔から勧められていたけれどめんどくさくてやっていませんでした。
数年前にインフルエンザで高熱が出て身体中が痛くて眠れなかったとき
急に肘湯がいいんじゃないかと思って試したら痛みが和らいでよく眠れました。
効果を実感してからはパソコンを長時間使った後や木の剪定で手が疲れたときに、よく肘湯をしています。