10年がかりでコンビニスイーツ中毒を克服した話

ぼくは甘党でコンビニスイーツにハマっていた時期があります。

始まったのは美大受験の予備校に通っていた頃です。

学校が終わってから予備校に行くのですが、予備校の授業が始まる前に、ほぼ毎日コンビニでどら焼きやシュークリーム、菓子パンなど買って食べるようになりました。

鼻炎がひどくなったのは大学生の頃だったと思います。主にハウスダストで鼻がグジュグジュで頭がボーとしてしまうのです。

何が原因なのかわからなかったのですが、知人に甘いものがよくないと指摘されて試しに数日やめてみたら本当に軽くなったのです。それからスイーツ断ちを始めました。

はじめはとにかく我慢をしていたのですが、しばらくは我慢できても限界が来るとまた食べ過ぎてしまいます。

ただ我慢をするのは無理があると思って、コンビニやスーパーで安物を買って毎日のように食べるのではなく、良いものをときどき食べるようにしてみました。

鼻炎の原因は砂糖だけでなく添加物も関係しているのではないかと思ったのです。

この作戦を始めてから鼻炎はずいぶん楽になりましたが、コストがかかるようになりました。

食べる頻度は以前より少なくなったのですが食べるときはたくさん食べてしまいます。しかもせっかく美味しいケーキを買っても貪るようにあっという間に食べてしまうのです。これは正常な食べ方じゃないと思いました

この食べ方がストレスのせいだと確信したのは職業訓練校に通っていた時です。本当に毎日楽しくて数ヶ月甘いものを全く食べなくても平気だったのです。ついにスイーツ断ちに成功したと思っていたのですが、仕事を始めたらすぐに元に戻ってしまいました。この時スイーツとストレスの関係を確信したのです。

その後も少しづつ減らす方向で諦めずにやってきて鼻炎はほとんどなくなったし、急な眠気も少なくなりました。

甘いものもなるべく負担が少ないものにしようと考えて、水切りヨーグルトに蜂蜜をかけて食べています。これがぼくには合っているみたいで半年ほど続いています。これを食べるととりあえず甘いもの欲求を抑えることができるのです。今もブログを書きながら食べています。

それでも時々食べてしまうこともありますが、以前のように次々食べることは無くなりました。

スイーツ立ちを始めてから10年は軽く経っていると思います。

食事制限は諦めず、少しづつ、自分なりの工夫をしながら改善するのが良いと思います。

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