姿勢を正しく保つためには、重心の位置の調整が重要です。
立つ際には、左右の足の母指球(親指の付け根の部分)とかかとの4点に意識を向けましょう。
重心は足首の根本から甲に合わせます。この位置に重心を置くことで、体をバランスよく支えられます。
母指球とか湧泉がいい良いという説もあります。個人差がありますが、とにかく重心は前側。
かかと重心にならないようにしましょう。
重心は少し前・内側に寄っている状態が理想です。
重心が後ろや外側に偏ると、骨盤が下がって全身のバランスが崩れます。
重心を適切な位置に合わせることで、力は丹田(腹部の中心)に適度に集中し、体の軸を形成します。
逆に、重心の位置がずれると丹田の力が抜け、体のバランスが乱れます。
姿勢が崩れると、上半身や腿の裏側などに無駄な力が入ってしまいます。
これにより、呼吸が浅くなったり動きが悪くなります。
浅い呼吸は睡眠の質を下げ、疲労感を引き起こしたり、集中力の低下につながることもあります。
自然な位置に重心を合わせることで自然に丹田に力が集まります。
無理に力を入れるのではなく、無駄な力が入らないように姿勢を整えましょう。
これにより、バランスの取れた姿勢が保たれます。
以上が、詳しく説明した姿勢のポイントです。正しい姿勢を保つことは、体の健康と調子を整える上で重要です。