新型コロナウイルスの感染者数が急増しているようです。
危機的状況にあると言う声もあれば、コロナは風邪だから気にすることはないと言う声もあって
何が本当なのか、何を信じたら良くわかりません。
個人的には観戦が始まった頃からデータを見て自分なりに判断をしています。
素人考えだけど、流れている意見が不確かだからです。
意見は人それぞれだけど判断基準になるデータは一つ(のはず)です。
久しく気にしていなかったのですが、感染者はかつてないほど急増しているようなので
改めてグラフで推移を見たり比較をしてみました。
国内の総死者数の推移のグラフをみると、
2020年のっそう死者数は前年度と比較をすると減少していました。
は未曾有の新型コロナウイルスの大流行でどれだけ死者数が増えるのかと思っていたのですが、
前年比−9000人です。
11年ぶりの減少だそうです。
どうして減ったのだろうと思いました。
そこで2020年の主な死因の増減グラフを見てみると肺炎が大幅に減っています。
約17000人の減少です。
心疾患やインフルエンザなども減少しています。
マスクや手洗いが関係しているのでしょうか?
増えているのは老衰、コロナ、癌です。
1番増えているのは老衰です。総数は132435人で前年より10000人ほどの増加です。
超高齢化社会で90代以上の人口の急増が原因と考えられているそうです。
数年前に90代の人口が200万人を超えたらしく、95歳以上の死因の1番が老衰だそうです。
2番目が新型コロナ肺炎です。2020年は3414人なくなったそうです。
昨年が初めてなので前年のデータはありませんが、今年はすでに12000人ほど無くなっているので
昨年と比べると大幅に増えています。
3番目が癌。癌の増加は昔から気になっていて、本当に増えているのか検査で見つかりやすくなったのか、高齢化のせいなのか、年々増加しているそうです。
ぼくの母も癌で亡くなりました。身近に誰もいなかったのでかなり驚きました。
それだけ増えていると言うことなんでしょうか?個人的にかなり関心を持っています
昨年大幅に減少した肺炎の死亡者数は2020年は78445人、2019年95518人。
肺炎でこんなに亡くなっているんですね。
子供の頃にかかったことがあるけれど、大したことがなかった記憶があるので
そんなに亡くなっているとは思っていませんでした。
グラフを見ると1970年代から右肩上がりのようです。
世界的に見ると肺炎は低年齢の子供も多く亡くなっているそうですが、
日本では治るケースが多いので日本の死亡者は高齢者が多いようです。
コロナの死者は昨年からの累計で約15000人、
肺炎の死者は昨年が約70000人、一昨年が90000人、
どちらも70代以上の高齢者が大半を占めています。
記事を書くために死因に関するデータを見てみると自分がなんとなく思っていた印象と
実態が違うことが色々分かってきました。
肺炎で亡くなる人数は単純に計算すると1日190人ほどになります。
ここ数日のコロナの死者数は10人前後で推移していて、一日の最多死者数は5月18日の216人です。
ここ数日、感染者数は急増していますが死亡者数は6月からずっと減少しています。
死亡者数に着目すると現状はそれほど危険ではないように感じます。
もちろん事態が急に変わる可能性はあります。
海外では多数の死者を出している国がたくさんあるから日本もそうなる可能性がないとは限りません。
1918〜1920年に世界的に流行したスペイン風邪は3年目が一番死者が多く出たそうです。
そうなる可能性も考慮しつつ、現状のリスクはどこにあるのかを落ち着いて判断したいと思います。
※厚生労働省から出ている情報がもとになっているデータを掲載していますが改竄があるかもしれません。
何かを調べるときは自分で調べましょう。
参考まで。