姿勢と呼吸とストレスと

不安や恐怖など心にかかるストレスで筋肉は硬直します。
硬直があると呼吸が浅くなって様々な不調につながります。

外に出て人間観察をしていると拳を握ったままの人を時々見かけますが、
緊張が抜けなくて無意識に力んでいるのです。
力む場所は人それぞれで肩やお腹に力が入る人もいます。
力が入ると筋肉は縮むので肩やお腹が硬直すると肩が上がったり
前屈みになったり、姿勢が悪くなります。

ぼくは格闘技が好きで映像を見るのですが、
自分がやっているわけでもないのに思わず力が入って息をつめてしまいます。
怖い映像を見たり過去の嫌な記憶を思い出した時もは反応します。
テレビを見ているときやSNSを見ているとき自分の呼吸を意識してみると
けっこう詰めてしまっていることがわかります。

激しい運動や労働の後はダメージを実感しやすいから休もうと思うけど、
目に見えないストレスのダメージは気持ちの問題だと思って無理を通してしまいがちですが
体にダメージがあるのです。

胃潰瘍のようにストレスで臓器に穴が開くくらいですから、心の状態は体に現れます。
体に影響がでていたらストレスがある環境を離れてもなかなか気持ちは回復しません。
身体の影響もまた心に影響するからです。

硬直をゆるめると呼吸が深く入ります。
ゆったりと呼吸が深くなると副交感神経が働いてリラックスして気持ちも軽くなります。
硬直していると深呼吸をしようとしても力んでしまって呼吸が深く入りません。
整体操法は深い呼吸ができるように体を整えます。
薬のように副作用もありません。
お悩みの方はお気軽にご相談ください。

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