ぼくが井本整体と出会い、体の不調が改善してから20年近くなります。整体操法の勉強を始めて今年でちょうど10年目、文京区本郷で整体院を開業して5年目を迎えました。
節目を迎えた今、これまでの整体操法の修行や日々の実践を振り返り、その軌跡を綴ってみようと思います。
ぼく自身、整体操法を受けて健康を取り戻した経験があります。その素晴らしさに惚れ込み、自らも整体師の道へと足を踏み入れました。
この文章では、ぼくの体験を通して感じた整体操法の魅力や奥深さをお伝えしていきます。
井本整体や野口整体に興味のある方はもちろん、日々の健康管理やセルフケアに関心のある方々にとって、少しでも役立つヒントになれば幸いです。
格闘技で首を痛めた
井本整体と出会ったのは20代の後半でした。
夜中に立川の伊勢丹で清掃のアルバイトをしながら、作品を作ったり美術教室をしたり、ブラジリアン柔術を習ったりしていました。
あるとき練習で首を怪我して以来、時々ぎっくり腰のように、突然激しい首の痛みに襲われるようになりました。
痛みが起きると、左半身が冷たく痺れるような感覚になり、寝ても座っても耐えられないほどでした。
病院に行ってレントゲンを撮っても異常はない、と言われて途方に暮れました。
知人が紹介してくれた整体院に行くと、一時的に痛みは良くなるので本当に助かるのだけれど、強烈な力で首を押されるので、怖くて苦手でした。
痛みは治してくれるけど「繰り返すのは何か原因があるんだろうね」とは言われるだけで、原因や予防法についてのアドバイスはありませんでした。
そんな頃、彼女が井本整体の指導者の先生に通い始めました。
ぼくは彼女が整体に通っていることを知らなかったのですが、時々彼女が痩せて見える日があったので、「今日はなんか痩せて見えるね」と声をかけていました。
そんなことが3回くらい続いたとき、彼女が「痩せて見えるっていう日は必ず整体を受けた日なんだよ」と教えてくれました。
そのころ、整体で体の形が変わるなんて、考えもしなかったぼくは驚きました。
体型が変わるほどの効果があるのなら、自分の首の痛みも根本から治るかもしれない、と思って通ってみることにしました。
これがぼくと井本整体との出会いです。