疲れを癒す全身浴の方法:汗をかきやすい体質改善法

東京都文京区の本郷整体しの原です。野口整体、井本整体ベースの整体操法とセルフケアで、慢性不調の改善や健康な体作りのお手伝いをしています。

今回は全身浴の方法をご紹介します。入浴は、心身をリラックスさせ、日々の疲れを癒す、簡単で素晴らしい方法です。適切に入浴を行うことで健康を維持し、汗をかきにくい体質の改善する効果もあります。ここでは、効果的な全身浴の方法をご紹介します。

目次

体調に合わせた全身浴の方法:ポイントはお湯の温度と時間の長さ

全身浴のポイントはお湯の温度と入浴時間の長さです。体調、体質に合わせて一工夫するだけで、なんとなく入浴するよりも高い効果があります。

全身浴のポイント

良い入浴の後はじんわり汗が出る

  • 入浴中にびっしょりと汗をかくのではなく、入浴後にじわりと汗が出てくるのが理想です。

温度は自分の感覚で決める

  • 温度はあくまで目安です。体力や体調、季節によって適温は変わります。温度計の数字に頼らず、自分の感覚を大切にしてください。

汗をかきやすい健康な人

  • 40〜42℃のお湯に5分ほど浸かります。

疲れている時や体調が悪い時

  • ぬるめのお湯に長く浸かります。じわりと汗が出るまでが目安です。
  • 夏: 37〜39℃
  • 冬: 40〜42℃

体調は良いけれど、頭が疲れている時

  • 42〜43℃の少し熱めのお湯に2〜3分浸かります。

汗をかきにくい体質の人の入浴法

方法①

  • 37〜40℃のぬるめのお湯に10分ほど浸かります。

方法②

  • 最初37〜38℃のお湯に入り、少しずつ温度を上げて39〜40℃まで上げていきます。
  • 急に温度を上げると交感神経が刺激されて緊張するし、内臓に負担がかかるので、ゆっくり温度を上げてください。

方法③

  • 夏の暑い時期でも汗をかきにくい人は、二度湯がオススメです。はじめは38℃くらいのぬるめのお湯に入り、温まったら上がって髪や体を洗う。その間にお湯の温度を42〜43℃に上げて、もう一度入浴します。この温度の変化が汗をかきやすくします。

おわりに

毎日の入浴は単なる日常の習慣ではなく、体調に合わせて工夫をすると高いセルフケアの効果があります。特に汗をかきにくい生活をしている人、汗をかきにくい体質改善におすすめです。汗をかけないことが様々な不調につながります。全身浴で汗をかいて体を整えましょう。みなさまの健康な体作りのお役に立てたら幸いです。


参考書籍

三樹書房:整体法 著・井本邦昭
高橋書店:内臓を強くする整体法 著・井本邦昭

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