こんにちは、東京都文京区の本郷 整体しの原です。野口整体・井本整体ベースの施術とセルフケアで、健康な体作りをサポートしています。今回は、背骨をゆるめる体操をご紹介します。
肩こりや腰痛、不眠や便秘など、様々な慢性不調の原因の一つに背骨の歪み、硬直があります。背骨が歪んだり硬くなると、重心のバランスが崩れて偏った負荷がかかって関節に痛みが生じたり、臓器の働きが低下したりします。
この体操は背骨をゆるめる効果がある体操です。とても簡単で効果的なので、多くの方から気持ちがいいと好評の体操です。
背骨は鎖のように小さな骨がつながっているので
体操の効果:
この体操は、自分の手脚の動きで背骨をゆるめる体操です。巻き肩や猫背、反り腰など、姿勢が悪い方、呼吸が浅い方、に特におすすめの体操です。
体操の手順:
①仰向けになり、バンザイをする

まず仰向けになります。鼻からゆっくり呼吸をして体をゆるめてください。

次にバンザイをします。肋骨を引き上げるイメージを持って手を上げて下さい。腰が伸びて反る感覚があればOKです。
②角度を合わせる

手脚を少し開きます。手は肋骨を、角度、脚は骨盤を引っ張りやすい角度に合わせて下さい。
③同側の手脚を伸ばす

同側の手足を上下に伸ばします。手は肋骨を、脚は骨盤を引っ張るイメージで、肋骨と骨盤の間を広げるように手脚を伸ばして下さい。

ゆるめるタイミングは伸び切ったピークのところ、もうこれ以上伸ばせないところでパッと力を抜きます。

ゴムがちぎれる寸前まで伸ばしてぱっと手を離すイメージです。
「ギューッ」と伸ばして「パッ」とゆるめる。緩急の差が体をゆるめる刺激になります。3、4回繰り返したら逆側も同じように伸ばして下さい。年をとると力を抜くのが上手くできなくなります。筋トレで力をいれるのも大事ですが、整体の体操で力を抜く練習も大事です。
④対角の手脚を伸ばす

今度は対角の手脚を伸ばします。右手と左脚、左手と右脚を対角に伸ばします。
普段使わない動きなのではじめは動かしにくいのですが、良い刺激になります。
⑤上下に伸ばす

両手は上、両足は下方向に伸ばします。上半身と下半身を2つに分けるようなイメージ。
目的は背骨をゆるめること

体操の目的は背骨をゆるめることです。慣れてきたら、背骨とのつながりを意識して体を動かすと、より高い効果を得られます。
タイミング:
体操をするタイミングは朝起きた後、夜眠る前が特に効果的です。寝る前に行うと1日の疲れをゆるめることができるのでよく眠ることができるし、寝起きに行うとゆるまなかった硬直をゆるめることができるから体が軽くなって1日過ごしやすくなります。